2011/08/19

鎌倉散策:寺院の門

鎌倉の主な山門・仁王門などをご紹介します。

円覚寺山門(三門)
楼上には、十一面観音・十二神将・十六羅漢が安置されています。
現在の山門は、天明年間に再建されました。
扁額の「円覚興聖禅寺」は、伏見上皇の筆によるもの。
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/engakuji-sanmon.htm

建長寺山門(三門)
楼上には、釈迦如来・五百羅漢・十六羅漢が安置されています。
現在の山門は、1775年(安永4年)に再建されました。
再建にあたっては、
古狸が再建の勧進に活躍したという伝説が残されています。
そのため、「狸の山門(三門)」とも呼ばれています。
(参考:狸の山門(三門)
扁額の「建長興国禅寺」は、後深草天皇の筆によるもの。
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/kentyoji-sanmon.htm

浄智寺の鐘楼門
鎌倉でも珍しい花頭窓のある山門。
楼上には、「暦応三年」(1340年)銘の銅鐘が吊されています。
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/page138jyotiji-sanmon.htm

英勝寺の山門
今年(平成23年)に復興されました。
讃岐藩主松平頼重によって建立された門です。
http://okadosblog.blogspot.com/2011/05/blog-post_18.html

本覚寺の仁王門
江戸時代に建立されたもので、
両側に仁王像(金剛力士像)が置かれています。
(参考:鎌倉の仁王像
門の前には、鎌倉十橋の一つ「夷堂橋」が架けられています。
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/page043honkakuji.htm

妙本寺の二天門
仏教の守護神の四天王のうち、
持国天と多聞天(毘沙門天)を安置していることから、
二天門と呼ばれています。
http://okadosblog.blogspot.com/2011/01/blog-post_6947.html

光明寺の山門(三門)
楼上には、釈迦三尊・四天王・十六羅漢が安置されています。
鎌倉最大の山門で、1847年(弘化4年)に建立されました。
扁額の「天照山」は、後花園天皇の筆によるもの。
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/komyoji-sanmon.htm

高徳院(鎌倉大仏)の仁王門
18世紀はじめに、他所から移された門です。
仁王像(金剛力士像)は、赤と青に彩色されたものです。
(参考:鎌倉の仁王像
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/page136kotokuin.htm

教恩寺山門の十六羅漢の彫刻
實相寺の薬医門
光照寺山門のくるす紋
東漸寺の薬医門
等覚寺の薬医門


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