鎌倉には、裸形の仏像がいくつかあります。
しかし、裸形といっても、そのままの姿を見せるのが目的ではなく、裸形の仏像に衣服を着せてはじめて完成するものです。
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鶴岡八幡宮の裸弁財天 1266年(文永3年)、
舞楽師中原光氏によって奉納されたもの。
鎌倉国宝館に寄託されています。 |
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江ノ島の裸弁財天 鎌倉時代中期頃の仏像といわれています。 |
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延命寺の裸地蔵 |
北条時頼夫人の身代わりになったという伝説が残されています。
「負けた方が裸になる」という賭けをしました。
結果、夫人の負けになっていまいます。
すると・・・
夫人が日頃信仰していた地蔵菩薩が、
夫人の身代わりとなって双六盤の上に立ったといいます。
そのため、「身代わり地蔵」と呼ばれ親しまれています。
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青蓮寺の鎖大師 もとは、鶴岡八幡宮の等覚院にあった仏像。
明治の神仏分離によって、
松源寺、壽福寺を経て青蓮寺に移されました。
足の関節が動くように作られていることから、
「鎖大師」と呼ばれています。 |
これらの裸形彫刻は、鎌倉期の写実的な彫刻として貴重なものです。
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