小田原市を流れる酒匂川
1180年(治承4年)、源氏再興の挙兵をした源頼朝は、伊豆国から相模国へ入り、石橋山に陣を布きますが、大庭景親・伊東祐親らに敗れてしまいます。
源頼朝に加勢するため石橋山へ向かっていた三浦軍は、折からの雨で増水した酒匂川を渡ることができなかったといいます。
「酒匂」という名は、源頼朝が付けた名だといわれています。
大軍を率いて鎌倉を発った源頼朝は、酒匂川を渡るときに、酒の匂いがしたため、「酒匂川」と改めるよう命じたといいます。
酒造家が密かに捨てた「もろみ」の匂いが残っていたのだそうです。
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