2011/08/16

鎌倉散策:報国寺門前の華ノ橋

「華ノ橋」は、報国寺門前を流れる滑川に架かる橋。
かつては、報国寺のある宅間ヶ谷にちなみ「宅間橋」と呼ばれていたそうです。

『新編相模国風土記稿』には、
「渡月橋」とも書かれているらしい。

滑川を泳ぐ鯉

庚申塔
橋のたもとにある庚申塔は、頂部に三猿が彫られた頂猿型。
板東観音霊場一番札所の杉本寺と、
二番札所の岩殿寺
を案内する道標となっています。
報国寺の先には、岩殿寺への巡礼古道が残されています。

頂猿型の庚申塔

報国寺の竹林
報国寺は、「竹の寺」として知られています。
http://www8.plala.or.jp/daisho/kamakura/sizen/takeniwa.htm


宅間橋は、関東大震災で壊れてしまいますが、
報国寺の奥に華頂宮邸が出来たことによって架橋されました。

華頂宮にちなんで「華ノ橋」と名付けられたといいます。

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